琵琶湖上に浮かぶ絶景・浮御堂(海門山満月寺)

滋賀
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近江八景のひとつ「堅田の落雁」と呼ばれている風光明媚な景色で有名なお寺です。そんな満月寺・浮御堂の創建からアクセス方法までまるっとご紹介します。


浮御堂の本尊は阿弥陀仏如来。

近江八景のひとつ「堅田の落雁」と呼ばれている風光明媚な景色で有名な場所です。堅田の落雁とは、冬の季節、琵琶湖上に造られた浮御堂に雁が降り立つ光景こと。

琵琶湖上に建てられた御堂は、極楽浄土に見立てられたのも納得の素晴らしい景色。

写真スポットとして人気が高く、小さなお寺ながら海外からも沢山の観光客が訪れていました。

浮御堂(海門山満月寺)はいつ創建されたの?

平安時代、「往生要集」を著した源信が阿弥陀仏如来像を刻み湖上に御堂を建立したのが始まりと言われています。

創建当初は天台宗に属していましたが、度重なる兵火で荒廃していたところを、江戸時代に京都の大徳寺の湘南宗がんにより再興されました。

現在の建物は昭和13年(1937年)に再現されもので、浮御堂へは全長20メートルの橋で結ばれています。

橋には立派な老松が枝を伸ばしている

浮御堂の見どころ

琵琶湖上からの絶景

浮御堂の見どころはなんといっても、お堂からの望む琵琶湖の絶景。近江八景のひとつ「堅田の落雁」は、冬の季節に琵琶湖上に造られた浮御堂に雁が降り立つ光景ことを指しています。

琵琶湖大橋も一望するとこができました

極楽浄土に例えられる景色は、多くの文化人を魅了していて、江戸時代には松尾芭蕉、小林一茶、歌川広重、葛飾北斎など錚々たる顔ぶれが訪れ、その絶景を讃えています。

松尾芭蕉の句

鎖あけて月さし入れよ浮御堂

月の光が湖上の御堂に差し入れる光景は、想像するだけでも幻想的で美しいだろうなと思いますよね。

浮御堂内には1000体もの阿弥陀仏が安置されています。(撮影は禁止)

浮御堂へのアクセス

浮御堂周辺は、昔ながらの街並みを色濃く残していて、お寺や飲食店、お土産屋さんなど沢山のお店があり散策におすすめです。また、車で行くかたは是非、琵琶湖大橋を渡ってみてくださいね。通行料も100円と破格のお値段です。

堅田観光協会のWEBサイト

公共交通機関を利用

JR湖西線「堅田」駅からバスで10分下車、徒歩5分

出町駅下車、徒歩5分

浮御堂のある満月寺の門

地図で確認

浮御堂 /Ukimido
住所:滋賀県大津市本堅田1丁目16−18

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